女、33歳。一人日記。

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#9 映画「護られなかった者たちへ」

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原作を読んで衝撃を受け、映画化されると聞いてトレーラーを見てガッカリして今の今までまで観ていなかったのだが、1人飲み1人カラオケで元気になっていたため勢いで視聴した。

 

原作は震災後だったが、映画では震災にフォーカスしている。

それが描きたかったのか、それで注目度を高めたかったのか、そうするとなんかお金が出るのかわからないけれど、このせいで物語の主軸となる「貧困」の話が薄まっていると感じた。

また主要人物の性別が変更されたことで、犯行に無理が出たり、元の性別なら映像化でもうまく出来そうだったミスリードがモロわかりになってしまったのもすごく残念だった。

 

映画全体としては主演の阿部寛佐藤健を筆頭に実力者が揃っていること、映像がしっかり作られてることで原作を知らない人ならそれなりに満足する出来になっていると思う。

 

私は原作のあの衝撃をもう一度味わいたかったので、それがないと気がついたら後は消化試合。というか深夜1時から視聴を開始したので観てる途中に寝てしまった。